フリーハグしてみた!
どーもお久しぶりですタムです(^^)/
今日で2020年1か月目おわり。はやいもんです。
さて、今回のブログはフリーハグしてみた!レポでございます。
※その前に鳥取に住むみなさんにおねがい
タムがフリーハグしてる!ってあなたの家族や友達に言わないでほしいです、、。
鳥取です。すぐ、ぼくの家族に知られてしまいます、、。
両親からセクシュアリティについて行動することを反対されているので、、(泣)
これだけは、お願いします。
(行動していることと言ってることが矛盾しているじゃないか!と思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ勇気を出してやりました。)
▼そもそもフリーハグってなんなの?
フリー・ハグズ (Free Hugs Campaign、Free Hugs、フリー・ハグ、フリー・ハグズ) はアメリカのジェイソン・ハンターJason Hunterが2001年頃に始めた活動で、その後インターネットを通じて世界に広まった活動である。
最近はYoutubeの企画や自己満足のために、している人も多いようですが、
「私たちの仕事がなんであれ、私たちにできる大切なことは、私たちが自ら歩み寄ることによって他者を助け、励ますことではないか」「親切で励みになる行動が、私たちの日常に変化を与えてくれるだろう」
それを示す行動がフリー・ハグズであり、ジェイソンはこのメッセージを多くの人に伝えようとフリー・ハグズというプレートを持ってマイアミの浜辺を歩き始めた。これがフリー・ハグズの始まりである。
と、いうように、"ハグ"をすることで、認めあえる、というような取り組みです。
ぼく自身、ハグをするのは、恋人か親しい人や家族ぐらいだったので少し抵抗がありながらも、何かを伝えられたらいいな、という思いでフリーハグしました。
▼なんでフリーハグしようと思ったの?
フリーハグをしようと思ったきっかけ。
今、鳥取に住んでいるぼくは、セクシュアルマイノリティの知り合いがほとんどいない。
みなさんご存じのように鳥取は地方の田舎で人口がめちゃ少ない。
人が少ないからセクシュアルで悩んでいる人や話したい人が少ないのか?
これは違うと思います。
鳥取あるあるなのですが、友達の友達が自分の兄弟と知り合いとか、友達の友達の友達が自分とか。(笑)
こんなんがしょっちゅうある。
だから、自分のことを話すことにすごくリスクを感じやすい。
セクシュアリティっていうすごく繊細な部分は隠れてしまう。
これがきっかけで、地方のセクシュアルマイノリティの人たち同士でつながる機会が少なくなっていると思います。
実際、ぼくもセクシュアリティについてお話したいと思い、マイノリティの人たちがよく利用しているTwitterで探しまくりましたが、ほんとに出会えないです、、。
(タムの情報収集がヘタなのもありますが、、、)
自分含めて、地方に住むセクシュアルマイノリティの人たちはなんだか生活しにくくて、それをよくしていくためには、自分と似た境遇の人と話してみることが必要なんじゃないかなと思いました。
今の時代SNSで出会えるけれど、これができなかったので、
「出ていける自分が外に出て、自分から会いにいくしかない!」
と思いました。
あまりフリーハグについは知らなかったけれど、自分の姿を通して誰かにセクシュアリティについて伝えられたらいいなという思いで実行しました。
▼実際にやってみた!
ときは1月24日 金曜日。時間は16時30分~18時30分の2時間。場所は鳥取駅。
TwitterとInstagramで当日に告知して行いました!
スケッチブックには "FREE HUGS for LGBTQ+"
いざ、ハグ!ってなるとドキドキ。
人が少ない。
ここは、ぼくがよく利用する駅。
ぼくはこの街に住んでいる。
考えても、怖いとこしか出てこないので
やりました。やってみました!
「こんにちは~(^-^)」
と言いながら通り過ぎる人に声をかけていきます。
ぎこちない笑顔だったかもしれないけど、思いをいっぱい込めて立ってた!
5分もすれば緊張もとれてきました!
最初に来てくれたのは20代の男性。
時間あるのでいいですよ!と声をかけていただきハグ!
応援してます!って言ってくれました!
少し場所を移動して駅の構内に移動すると1時間に2本ほどの汽車が着き
高校生がぞろぞろ。
「わーーフリーハグだって!やってもらいんさい!」
「Youtubeかなんかの企画ですか?」
と楽しそうに前を通り過ぎていく学生もいたけれど
少し離れたところで3人組がこちらを見てくれたので笑顔で
「フリーハグやってまーす!」
というと来てくれました!
それをきっかけに学生たちが来てくれてうれしかったです!
そんな感じで、約2時間、計17人の人がハグしてくれました!
ありがとうございます!
▼フリーハグしてくれた人の特徴は?
7割は制服であるスカートをはいた高校生
1割は制服であるスカートをはいた中学生
あとの2割は専門学生や大学生、社会人(20代くらい)の方でした。
やっぱり、若者が多い。
フリーハグ自体に抵抗がある人も多いんだろうな、という印象。
自分たちの親世代にもセクシュアルマイノリティの人はいるわけで、、
どうすれば、若者以外の人に伝えられるのか考え中。
▼LGBTQ+について伝えられたの?
しっかり伝えられたのは2割くらい。
えーーーーーーー
どう話していいかわからず、
「周りにジェンダーで悩んでたり、カミングアウトされたとき声かけてあげてください」
って伝えました。
ぼくが伝えたいこととちがう。
周りにもマイノリティの人はいて、みんなが生活しやすい社会になるといいな!って伝えたかった!
今後に活かします、、、
▼鳥取にセクシュアルマイノリティの人はいたの?出会えたの?
もちろん、いました!出会えました!
「自分もなんです。」
「自分の姉がレズビアンです。」
と伝えてくれた人がいました!
実際にSNSでつながることもできて実際に会ってお話する機会を設けたいと思っています!
【まとめ】
・フリーハグをしている目的をしっかり伝えられなかったのが反省点。
・スケッチブックもっとシンプルに書く。
・でも、フリーハグをしたことで出会えた人がいてうれしかった。
・応援してます!と言ってくれる人がいてモチベーションになった。
・タムがフリーハグしていると親や親戚に知られるのが怖い。
行動していく中で、家族に知られてしまう。という恐怖が生まれました。
家族だから、親だからといって「理解してくれる存在」という認識は間違っていますが、いっしょに暮していく中で認められないままなのはとてもつらいです。
何か悪いことをしているような嘘をついているような気持ちになります。
ぼくは自分のセクシュアリティについて悩んでいないと思っていました。
たぶん、悩まないように生きてきただけだと思います。
自分自身をさらけ出したとき、初めて「怖い」と感じました。
いつか、自分のセクシュアリティを伝えた時に恐怖を感じない日本に、世界になってほしい!
だから、タム動きます。
フリーハグするよ!って告知した時、遠くにいる友達が「ハグ届け!」って言ってくれてとってもうれしかったです。
たくさん応援の言葉ももらってタム幸せでした!
ほんとうにありがとうございます。
また、フリーハグする予定なのでよろしくううう!
最後まで読んでくれてありがとう!!